毛皮のなめし方は工程がさまざま

動物からとって毛皮を実際に製品に加工したり原皮として販売するまでにはなめしの工程をしっかりと行わなければなりません。 なめし方は実にシンプルでまず採取した毛皮を真水で洗います。この時に洗い流すのは主に皮の部分に付着した血液などの体液です。綺麗に洗い流すと次はミョウバン水の入った容器に皮全体を浸します。ミョウバン水に浸しておく時間は24時間から48時間程度でありこうして浸けこむことによって毛皮に残存した肉や脂肪を取り除くことができます。浸し終わったら皮の裏面についている肉を剥ぎ取り皮と毛だけの状態になるまで何度も剥ぎ取ります。なめし方が悪いと製品として加工する際に劣化したり臭いが発生することがあるので毛皮の残存組織が取り除けない場合には何度もなめし工程を繰り返し完璧な状態になるまでなめします。なめし方はシンプルな方法ですが必ずやらなくてはならない工程であり毛皮の流通過程においては最も重要な作業です。