毛皮の製造過程においては熟練の職人の存在が必須です

毛皮の製造過程においては、何よりも経験を積んだベテランの毛皮製造職人の存在が不可欠です。原材料としての毛皮は、長年の作業で鍛えられた職人が丁寧な手作業を行うことによって加工し、最終的にムラが見られない優れた毛皮へと仕上げていきます。まず製造過程の第一歩として、原材料である皮が含んでいる脂を抜きます。その後に防腐処理のためになめし剤に漬けこみますが、なめし剤にはそれぞれの皮に最適な多様な成分を選択して用います。さらに製造する製品に合致するように毛皮の原型を型どりしていきますが、それは一枚の布をはめ込むような作業です。この製造過程において、だんだんと最終的な製品のイメージが形作られていきます。毛皮の型張りが完了したら、製品としての最終調整として縫製を行います。人工物ではない自然の素材を用いていますので、同一の色彩は存在しません。熟練の職人の腕のみが頼りです。自然に出来上がった色や形を最大限に利用して魅力的な製品を仕上げていくのです。